ササユリは笹のような葉を持ち、芳香が魅力的で、清楚なピンク色の花を咲かせます。自生のユリの中ではとても人気のあるユリですが、現在、日高川町でも例外でなく、自生地からの減少が目立っています。日高川町では、地域活性化及び自生地の保護のために、ササユリの特産化に向けて取り組んでいます。球根の生産はバイオセンター中津で培養によって行い、農家の畑で栽培し切り花として市場に出荷しています。
 ササユリの出荷、生産等に係る問題点等について協議し、ササユリ生産の普及、産地化を推進するため平成13年にササユリ栽培農家、県の暖地園芸センター、県の農林水産振興部農業振興課、JA紀州中央、町役場産業振興課(農業振興課)、バイオセンター中津の関係者・関係機関からなる「日高川町ササユリ普及育成協議会」を結成しています。
 同協議会では、出荷前、出荷後、球根定植前等に、ササユリの栽培方針、出荷方針、市場・消費者への情報発信や出荷後の結果をふまえた検討を行って、栽培技術による品質の向上と出荷改善を図っています。










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日高川町ササユリ普及育成協議会