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6月頃の開花時に受粉すると種ができてきます。9、10月頃に熟す前のまだ割れていない種の入ったさやを採取します。 |
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さやの表面を塩素殺菌してクリーンベンチ内でさやから種を取り出します。 |
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さやは6部屋に分かれていて薄い扇型の種がきれいに積み重なって詰まっています。充実した1つのさやには通常200〜300個の種が入っています。 |
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あらかじめ用意した滅菌済の養分の入ったMS培地(1/2濃度)に無菌的に種を植え付けます。1つの培養ビンに数十個ずつ植付けます。胚を取り出したり種子に傷を入れるとと発芽率が高まります。 |
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種は約3ヶ月ぐらいで発芽してきます。やがてマッチ棒の頭ぐらいの小さな球根が出来てきます根と芽が数センチに伸びてきた時に新しい培地に移植を行います。。 |
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養分が切れないように2〜4ヶ月ごとに球根を新しいMS培地(1/2濃度、糖4.5%)に植え替えます。 約1年で親指頭(直径1〜2センチ)くらいの大きさに成長します。 通常の種子からの栽培期間を培養によって3年ぐらい短縮できます。 必要に応じて球根を分割したリン片を培養して小球根を発生させ増殖します。 |