バイオセンターで作った球根は農家で栽培をしています。
そして、切り花として関東、関西などの市場に出荷しています。
ササユリは、栽培の難しいユリなので栽培での問題をひとつひとつ解決しながら安定生産、生産拡大に取り組んでいます。

ササユリの畑栽培・切り花出荷

1
 培養した球根を花が付く大きさ(約5g以上)になるまで1〜2年畑で栽培します。1年の養成によって培養球根は2〜5倍の重さに成長します。
 秋に球根は堀上げ冷蔵します。
 冷蔵処理をした開花球根(約5g以上)は1月頃畑に球根の大きさ別に切り花出荷用に定植します。
2
 3月頃発芽を始め4月頃に蕾が見えはじめます。
 大きな球根(約20g以上)には一本に数輪の蕾が付きます。
 
3
 5月頃から6月上旬まで、10pくらいのわずかにピンク色なった蕾から収穫します。
4
 収穫したササユリは丈を規格ごとに切りそろえて結束し水揚げを行います。
5
 箱詰めした切り花はJAに集荷し各市場に出荷されます。