古都指定記念第33回滋賀学区文化祭の最後の企画「古都・近江大津京の遺跡を訪ねて」は晴天のもと滋賀里の埋蔵文化センターを拠点に開催しました。午前の講義は何故この地に都が遷都されたか、誘致できるだけの力のある地であったこの地の歴史を学び、また発掘されたものを実際手に触れ、午後より崇福寺の三峯に渡り詳しい説明を聞き万葉の時代を偲びました。南滋賀廃寺、榿の木原窯跡遺跡、近江神宮、近江大津の宮を見学し予定時間を大幅に越えましたが、未だ多くの謎の残る大津京時代の歴史にふれ、参加者の方々からは、一日では充分回りきれないこの地の魅力有る歴史に、感嘆の声を頂き無事終了いたしました。ここ滋賀学区周辺の歴史は実に多くの知られざる重要史跡が眠っています。少しこの歴史に耳を傾けて興味を持って頂くと、実にロマン溢れる志賀の都を旅することが出来ます。

古都・近江大津京に遺跡を訪ねて