2001 ST 1
(低刈り)

(ビビットグリ−ン:01.3.20 肥料切れ)

 あまりにも葉色が悪いので、スプリングトランジションまで、芝を元気にしすぎないよう控えていた肥料散布をしました。
 窒素5%固形肥料を1平方メ−トルあたり20g散布しました。

(肥料散布で回復のビビットグリ−ン:01.3.31)

 気温も上昇し肥料効果は直ぐに現れました。
 濃い緑の芽が伸びてきてぼうぼう状態です。

(芝刈り後のビビットグリ−ン:01.3.31)

 今回はシングルカットにしました。
 このように真上ではなく斜めから見ると、西洋芝は芝目が解ります。

(ビビットグリ−ンからサフラン:01.3.31)

 秋に芝を少し剥がしてその下に植えて置いたサフランが慎ましく咲いています。
 子供に踏まれてしまいました。

(この姿も見納めか・・ビビットグリ−ン:01.4.7)

 1週間でぼうぼう状態です。
 今日はダブルカットで綺麗な芝目を作る予定です。
 スプリングトランジションのための低刈り時期は4月の下旬からです。
 開始が早いほどベ−スの高麗芝に与える影響が少ないからです。
 次回の芝刈りは低刈りになると思います。

(芝刈り後の後のビビットグリ−ン:01.4.7)

 相変わらず美しく密なタ−フです。
(芝刈り後の後のビビットグリ−ン:01.4.7)

 目の高さから見るとメジャ−リ−グ球場のような芝目が美しいですが、この姿も見納めです。
(低刈り前のビビットグリ−ン:01.4.14)

 芝の長さは40mm位でしょうか、スプリングトランジションではいきなりこれを10mm位に刈って、オ−バ−シ−ドした冬用芝にダメ−ジを与えるのが一般的です。
 今回はいきなり8mmに刈る予定です。
 芝刈り機の刃の間隔をぎちぎちに締めて刈りました。
(低刈り後のビビットグリ−ン:01.4.14)

 いきなりの低刈りは、集草袋になかなか入らず1列刈っては、回収の繰り返しでした。
 シングルカットでは明らかに所定の刈り高になってくれませんでしたから、ダブルカットしました。
 軸刈り状態なので、茶色1色と思いきや緑の面積も半分くらいはあります。
 右下には過去に病害を受けたらしい跡が見えてきました。
 
 高麗芝は地上部にまったく確認できません。地下茎確認のため、地面を手で掘ろうとしたら、ビビッドグリ−ンの細根でびっしりで砂が見えません。タ−フもかなり密です。本当にこれで、高麗芝が地下茎から出てくるか心配です。

 次回は西洋芝を選択的に枯らす除草剤散布です。

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