2002 ティフトン+ST 1
(低刈りして茶色が続く)

(低刈り前:02.4.13)

 フェアウエイが60-100mmとぼうぼう状態です。早めに低刈りしてできるだけトランジションを成功させようと思いました。

(低刈り中:02.4.13)

 先ずは20mmで刈り様子を見てました。

(低刈り前のベ−ス芝:02.4.13)

 フェアウエイ(左半分)をかき分けると、下にはサンデビル(右半分)と思われるベ−ス芝が生育してるところがちらほら・・

(低刈り後:02.4.13)

 本には10mm以下の低刈りと書いてありましたが、もう一度15mmで低刈りしました。緑に見えるのはフェアウエイの軸です。

(低刈り後:02.4.13)

 上から見ると、低刈り後の茎でも緑の所と茶色いところがありました。

(まだらにフェアウエイが伸びた、第2回低刈り前:02.4.27)

 2週間後、フェアウエイがまだらに60mmくらい伸びてきました。この時点でベ−ス芝は僅かにまだら状に発芽してますが、50cm四方を見ても全く1本も確認できない所も沢山あります。参った!

(本当に茶色一色に、低刈り後:02.4.27)

 今度は12mmダブルカット+エッジ8mmカットで強めに低刈りしました。画面でほんの僅かに緑色の部分がベ−ス芝が比較的まとまって見える所です。
 N4%の有機質肥料を少しだけ(平米20g程度)施肥して灌水しました。
(芝刈り前:02.5.3)

 ほとんどフェアウエイは伸びてきません。少しずつですがベ−ス芝の芽数が増えてきましたが、全体に茶色です。 

(芝刈り前:02.5.3)

 唯一と言ってもいいかも知れませんが、昨年ティフトンがマットを形成した部分では、すでに緑のカ−ペット状になりつつあります。この部分は非常に柔らかい芽なので、他の部分(サンデビルは硬い芽)とは良く区別できます。ティフトンをしっかりマット形成していればきっとトランジションも容易なんでしょう。ティフトンのソッドかパッチを個人に売ってくれるところがあれば、つくずく張り替えたいと思うのであった。

(芝刈り後:02.5.3)

 この茶色はバミュ−ダグラスをサマ−シ−ドすれば直ぐに緑に変えられるのになあ。でもティフトンの葉質のすばらしさ+匍匐茎の生育良さを考えると、芝の補修は是非ともティフトンで行いたい。もう少し様子を見て補修のことを考えよう。

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