2002ティフトン+WOS 2
(病害に苦しむ)

(芝刈り前:02.9.28)

 ずっと雨が続いており、雨の切れ目をぬってやや濡れた芝をア−レステイで30mm高に刈りました。エッジは20mmでちょっと強引に低く刈りました。

(芝刈り時:02.9.28)

 ア−レステイで刈れてくる芝生は柔らかいのにつぶれることなく綺麗です。
 ただ、ナショナルリ−ル式に比べて刈り高がきれいに揃わない、重い上車輪の幅が狭いので車輪の通ったところは倒れてしまってうまく刈れない。集草袋横から刈った後の葉がこぼれてサッチになりやすいなどの不具合がありました。
 まあ、この状態の芝生をナショナルリ−ル式で刈ろうとしてもぐちゅぐちゅにつぶれて何度も何度も掃除しなきゃならないのに比べて刈る作業は格段に楽です。

(芝刈り後:02.9.28)

 倒れたビビッドグリ−ンはなんでこんなに綺麗なんでしょう。

(低刈り後 病斑が!!!!:02.9.28)

 エッジの付近に直径5cmほどの病斑発見。明日も雨だしどうなることやらです。

(芝刈り後:02.9.28)

 いつもの場所から。

(病斑拡大!!殺菌剤散布:02.9.29)

 一晩で病斑が10cmに成長!!しかもエッジ付近に10カ所くらい病斑が出てきました。いつもより1ヶ月近く種まきして灌水、長雨とずっと湿りっぱなしで悪い条件が重なったためでしょう。こんなことは初めてなのでとりあえず大急ぎで詳しい薬剤も解らないまま手当たり次第病斑に殺菌剤を撒くことにしました。

 オ−ソサイド×800、ベンレ−ト×2000、トップジンM×2000を混用して散布しました。明日は台風で大雨です。まいりました。

(病斑の数増加するも何とか拡大防止 殺菌剤散布:02.10.2)

 台風が済んで病斑の数が十数カ所に増えました。エッジの中には病斑が重なって連続して枯れてるところが2カ所ほどありました。
 前に殺菌剤を撒いたところは何とか拡大していないみたいです。
 病斑部にオ−ソサイド×800、トップジンM×2000を混用して散布しました。
(芝刈り前病斑:02.10.5)

 天気が続き病斑の拡大は止まっています。
 芝刈りしていいものか、肥料を撒いていいものか迷いましたが、Takaさんに紹介していただいた病害HPとご助言により芝刈りと施肥を行うことにしました。
 このまま病斑は止まっているだろうと判断して、枯れた部分に種まきも同時に行うことにしました。

(種の前処理:02.10.5)

 種を種子殺菌する事にしました。粉衣か撒いた後殺菌剤を散布かが普通なんでしょうが、どうせなら種への吸水もかねてオ−ソサイド×800液に一晩浸せきして吸水させました。これを陰干しして表面水を切った後等量の種まき培土と混ぜて枯れた部分にたっぷり散布しました。
 この方法は自分で勝手に考えたものではたして発芽するかどうかは解りませんが、発がしなかったら、もう少し寒くなってから上から追い撒きしたらいいやという感じです。

(芝刈り前:02.10.5)

 いつもの所から見た感じです。この部分には今まで病斑が無かったのですが、左上部に病斑が出てきました。
(芝刈り後 病斑部がある方向:02.10.5)

 エッジに沿って所々病斑があります。

(芝刈り後 施肥:02.10.5)

 テイフトンも伸びてきてちょっと心配ですが、肥料分も無いはずですし、早くビビッドグリ−ンがしっかりしてほしいので、N4%の有機質肥料を平米60g散布しました。

(追伸)
 翌日雨が降り、翌々日エッジではなく真ん中付近数カ所に新しい病斑ができてしまいました。農薬も少なくなったので半分の濃度にして全面にオ−ソサイド×1600、トップジンM×4000を混用してさっと散布しました。
 晴れが続いてもっと気温が下がってビビッドグリ−ンが元気になるのを祈るのみです

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