2003ティフトン+ST 5
(徐々にテイフトンの面積が増えています)

(ル−トマット: 2003.6.29)

 WOSによってビビッドグリ−ンのル−トマットは5〜10mmくらいの厚さできています。写真は裸地化した部分のル−トマットを剥がして、床砂が見えた様子です。東端部分は傾斜になっていていつも湿っており、梅雨の間このル−トマットが水を含んでぐちゅぐちゅしていたので、東端の1m幅部分だけはがしました。

(芝刈りせず: 03.6.29)

 1週間前、8mmカットで全く芝が無くなってしまった感じでしたが、芽数が荒くなってそれでもテイフトン、、、ビビッド(ひつこく出てくる!)とも出てきました。
 

(芝刈り前: 03.7.5)

 2週間後、テイフトン、ビビッドグリ−ンともよく伸びてきましたので、芝刈りしました。低刈りばかり繰り返して、ビビッドは完全に減衰してくれないし、密度の低い部分のテイフトンがなかなか広がってくれないので、低刈りは今回やめました。
 20mmの高さで刈ることにして、体裁を整えながらテイフトンの広がりを待つことにしました。

(芝刈り前 : 03.7.5)

 東側部分のビビッドグリ−ンは完全に減衰してくれませんが、ビビッドグリ−ンの合間からテイフトンの面積は増えています。

(芝刈り後: 03.7.5)

 裸地部も結構ありますが、20mm高で刈って、目の高さから見たので、一応芝生のようには見えます。葉色が濃い部分がテイフトン優勢、薄い部分がビビドグリ−ン優勢です。

(芝刈り後: 03.7.5)

 いつもの位置からのショットです。

(芝刈り後 テイフトン部分: 03.7.5)

 4月に裸地化したところで、テイフトンの芽吹きが揃っていたところはマットを形成しています。

(芝刈り後 密度の低い部分:03.7.5)

 上と同じように4月に裸地化したところでも、非常にテイフトンの芽吹きが悪く未だにほとんど裸地の部分があります。ここは日当たりも良いので、土壌になんらかの制限因子があるのとおもいます。去年もST時の低刈りで一番早くフェアウエイが裸地化した部分です。

(芝刈り後 東端のテイフトンが無い部分:03.7.5)

 東西側の端は平米あたり1本もテイフトンが芽吹いていません。もともと傾斜の下で水が集中しやすい上に若干日照が少なくて、去年テイフトンの密度が低かった部分です。
 写真は東端で緑に見えるのはビビッドグリ−ンです。ここはこのまま放って置いても、テイフトンで覆われる可能性が低いので、生育の良い部分の根付き苗を、スポット状に補植しました。
(芝刈り後 生育の良いテイフトンをはぎ取り:03.7.5)

 補植用に、生育の良い部分から10cm幅でテイフトンをはぎ取り、ちぎって東西端の生育不良部に補植しました。

(芝刈り前 :03.7.13)

 1週間前の刈り高が20mmだったので、非常によく伸びています。
 再び20mmで芝刈りしました。

(芝刈り後 :03.7.13)

 少し茶色っぽく見える部分はテイフトンが比較的生育の良い部分です。なんと刈り跡の葉が茶色くなっています。明らかに日照不足による下葉の枯れと思われますが、下葉が枯れるほどは伸びていませんでしたから、梅雨の日照不足で下葉の枯れが加速したのだと思います。

(芝刈り後 :03.7.13)

 東側部分です。
 遠くから見ているので解りませんが、近くから見ると裸地部分が結構目立ちます。目測で裸地率は30%程度と思われます。テイフトンとビビッドグリ−ンの割合は7:3程度でテイフトンがやや多いと思われます。

 有機入り化成肥料N8%を平米60g散布しました。
 昨年シバツトガとヨトウムシが結構発生したし、庭のライテイングが壊れてより明るい物に作り直したので今年はさらに発生が多くなると思います。それで気まぐれにオルトラン粒剤とダイアジノン粒剤5を散布しました。

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