2003ティフトン+ST 6
(除草剤散布でビビッド消失、テイフトン生育停止)

(芝刈り前: 2003.7.20)

 ビビッドグリ−ンが東西の端に多く残っておりテイフトンの生育をじゃましてます。もう梅雨明けの季節なのに、ビビッドグリ−ンが衰える気配はありません。業を煮やし、芝刈り後ビビッドだけ枯らす除草剤を撒くことにしました。
 刈り高は20mmシングルです。

(芝刈り後: 03.7.20)

 さて除草剤散布です。ビビッドグリ−ンを枯らすのにシバゲン平米0.2g、枯れた後雑草が芽を出さないようにシマジン平米0.2g・・・確かどちらか薬害ぎりぎりの量のはず・・
 

(除草剤: 03.7.20)

 混用して先ず濃いけんだく液を作ってピペットで測り、バケツでで二段階希釈、じょうろに移して散布しました。

(散布4日後 : 03.7.24)

 散布2日後には細いビビッドが一斉に枯れ始め、4日後には大きな株も枯れ始めご覧のように枯れたビビッドの中からテイフトンが顔を出しました。

(散布7日後: 03.7.27)

 見事にビビッドが枯れた後、南側直径1mほどの裸地、西側2mの幅で裸地が出現しました。み・ぐ・る・し・い・・・・

(散布7日後: 03.7.27)

 東側の端3m幅で裸地が広がっています。東西の端が裸地になったと言うことは、日当たりと湿り気の多さのためテイフトンの生育が昨年少し悪かったためでしょうか?

(芝刈りせず テイフトンの伸び異常に悪い、補植と施肥: 03.8.2)

 除草剤散布後、この季節なら1週間に2度芝刈りしなければ追いつかないはずのテイフトンが、伸びません。jビビッドが枯れて急速にテイフトンに覆われると思っていたもくろみはもろくも崩れさりました。枯れないにしても除草剤の影響がかなりテイフトンの生育を抑制した形となりました。
 前回の芝刈りからなんと2週間後・・それにしても、伸びないのでいつまでも裸地は裸地・・・みじめ・・

(補植用ソッドはぎとり:03.8.2)

 中央部はテイフトンが密なので、そこからソッドを10cm幅で切り取って、裸地部にスポット補植をしました。

(東端の補植部分:03.8.2)

 かなりの面積が裸地なので冬までにテイフトンに覆われるか、今の成長速度では疑問です。
(南側円形裸地の補植部分:03.8.2)

 ここは小面積なので覆われるでしょう。西側端は東側端とともに大面積なので冬までに覆われるか疑問です。

 補植後、有機入り化成N8%を平米60g散布しました。

(芝刈り前 :03.8.8)

 除草剤散布後3週間、やっと芝刈りできる長さに成長しました。この季節のテフトンにしては異常に生育スピ−ドが遅いです。
 25mmでシングルで刈りました。

(芝刈り後 :03.8.8)

 芝刈り後、予想以上に下葉が枯れていました。これも除草剤の影響でしょうか?
 とにかく、これから生育速度をぐっと増してくれなければ裸地部が被覆されないでしょう。
 ひょっとして、毎年続けてきたWOSも今年は休憩かもしれません。でも何とか中央部だけやるかもしれません。

 そもそも、こうなった原因は、ビビッドを元気にしすぎた結果だと思います。何事もほどほどが良いかな。

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