2006ティフトン+ST 1
(異常低温、異常長期降雨により、今年のSTは過酷な条件で進行中)

(芝刈り25mmシングル 芝刈り前: 2006.4.25)

 先週に続いてルーチン芝刈りです。それにしても、今年は寒くて雨が続く4がつでした。
 いつもなら、エッジ付近で動き出すテイフトンも今年は全く姿が見えません。

(芝刈り25mmシングル 芝刈り中: 06.4.25)

 寒いおかげで冬花壇が、徒長せず持ってくれていて、未だに綺麗・・こんな年も珍しいです。

(芝刈り25mmシングル 芝刈り後: 06.4.25)

 パンジーが綺麗です。

(芝刈り25mmシングル 芝刈り前: 06.4.28)

 ルーチン芝刈りですが、上から見てもフェアウエイの密度が低下しているのか、はたまた枯れ上がり進行しているのか、少し茶色っぽい感じになってきました。

(芝刈り25mmシングル 芝刈り前: 06.4.28)

 フェアウエイの株間にようやくテイフトンを見つけました。

(芝刈り25mmシングル 芝刈り中: 06.4.28)

 いつもの年ならゴールデンウイーク中に第1回低刈りをやるんですが、今年は寒さと長雨でテイフトンの生育が悪い上に仕事の都合もあり、低刈りはいつになるやら・・・

(芝刈り25mmシングル 芝刈り後: 06.4.28)

 刈り跡は日に日に茶色くなってきます。がテイフトンは何処に・・・

(芝刈り25mmシングル 芝刈り前: 06.5.7)

 相変わらずルーチン芝刈りです。

(芝刈り25mmシングル 芝刈り前: 06.5.7)

 連休中は晴れが多く気温が上がったので、一気にテイフトンが芽を出してきました。 全体の10%弱の面積でしょうか。。。 しかし、湿りがちな一部分は全くテイフトンが出てきていません。
(芝刈り25mmシングル 芝刈り中: 06.5.7)

 5月になってもまだ冬花壇が持ってますねええ。。。とにかく異常な年ですわ。。

(芝刈り25mmシングル 芝刈り後: 06.5.7)

 かすかに色むらがあるのは、テイフトンが萌芽してきたためでしょう。

(第1回低刈り)
(芝刈り8mmトリプル+サッチングのまねごと+エッジ出し 芝刈り前: 06.5.12)


 平均するとテイフトンの被覆面積は20%弱でしょう。。いつも湿っている傾斜の下の一部分は全くテイフトンが見えません(4月からずっと湿りっぱなし土壌表面が乾かない部分)が、今日第1回低刈りすることにしました。

 5月の中下旬は最も晴天率が高く、これによって一気にトランジションを進める予定です。
<ところが・・・連休が終わると5月中ずっと梅雨のような天気で相変わらず気温も低く、テイフトンのSTには最悪の条件でした。。 STは低刈り+乾燥+高温の3点セットでテイフトンを下から芽吹かせてWOSした寒地型の芝にはダメージを与えることができますが、、、この雨と低温には全くまいりました>
(第1回低刈り)
(芝刈り8mmトリプル+サッチングのまねごと+エッジ出し 芝刈り前: 06.5.12)


 一部をを除き、テイフトン被覆率はだいたい20%弱くらい・・

(第1回低刈り)
(芝刈り8mmトリプル+サッチングのまねごと+エッジ出し 20mm芝刈り中: 06.5.12)


 低刈りすると、芝刈り機が傷むので、低刈り専用にしている古い芝刈り機でやりました。 一気に8mm刈り下げは無理なので、先ずは20mmに刈ってからです。

(第1回低刈り)
(芝刈り8mmトリプル+サッチングのまねごと+エッジ出し サッチングのまねごと中: 06.5.12)



 いつも湿っている2u分は一生懸命サッチングしましたが、あとはいいかげんです。大変疲れますから・・・この結果厚い部分では5mmくらいフェアウエイのルートマットが残っています。
(第1回低刈り)
(芝刈り8mmトリプル+サッチングのまねごと+エッジ出し 8mm芝刈り中: 06.5.12)



 サッチを回収するように、8mmシングルでまずは刈り下げです。

(第1回低刈り)
(芝刈り8mmトリプル+サッチングのまねごと+エッジ出し エッジ出し中: 06.5.12)



 エッジに崩れてくる土の除去とエッジの修正をかねて、STとWOSの年2回エッジ切り出しをしています。

(第1回低刈り)
(芝刈り8mmトリプル+サッチングのまねごと+エッジ出し 芝刈り後: 06.5.12)



 茶色になっても芝目が出ると綺麗に見えるから不思議。。

(第1回低刈り)
(芝刈り8mmトリプル+サッチングのまねごと+エッジ出し 芝刈り後: 06.5.12)



 とうとう冬花壇を抜きました。

(殺風景なので・・・: 06.5.12)

 坪庭で今が満開のシロバナタツナミソウでも載せておきます。

(第2回低刈り)
(芝刈り12mmシングル+施肥 芝刈り前: 06.5.30)



 第1回の低刈りでかなりフェアウエイの密度が低くなりましたが、梅雨のような長雨と低温でテイフトンの芽出しがイマイチ悪いです。たまに晴れた日の次に見ると芽出ししていたりするので、STに晴れは必要ですね。。全体で平均してようやくテイフトン被覆率が低刈り前の20%近くになってきたました。。しかし、今年は特にいつも湿っている2uくらいの部分は50cm四方に1本くらいしかテイフトンが確認できませんでした。。 まあいざとなれば補植すればいいんですが・・・
 今日は、フェアウエイにダメージを与えると言うより、テイフトンの日当たりをよくして、もうすぐ梅雨(今までも梅雨みたいでしたが・・)なのでテイフトン生育優先で施肥をする事にしました。。施肥は硫安をu40g程度してプリンクラー散水です。

(第2回低刈り)
(芝刈り12mmシングル+施肥 先ずは15mm芝刈り中: 06.5.30)


 テイフトンへのダメージを考えて、15mmで様子を見ましたが。。この高さではテイフトンの頭をはねていないので、施肥と同時ですから分枝促進のため、12mmで刈ってテイフトンの頭をはねることにしました。

(第2回低刈り)
(芝刈り12mmシングル+施肥 それから12mm芝刈り中: 06.5.30)


 15mmシングルで刈ってまた12mmシングルで刈っているところです。

(テイフトンの芽出しがいいところ: 06.5.30)

 ここは頭をはねたにもかかわらず、ほとんどがテイフトンですから、施肥したら一斉にマットを形成すると思います。

(非常にテイフトンの芽出しが悪い部分: 06.5.30)

 見えるのはフェアウエイに茎とフェアウエイのわずかな緑です。。。
 傾斜の一番下にあたるこの部分は、4月〜5月中ずっと一度も土壌表面が乾くことなく湿ったままでした。 こりゃいかんはずです。

(第2回低刈り)
(芝刈り12mmシングル+施肥 芝刈り後: 06.5.30)


 緑に見えるのは頭をはねたテイフトンです。被覆率にするとほんの数%でしょう。

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