2006ティフトン+ST 3
(ほぼST完了後、低刈りサッチング)

(芝刈り15mmシングル+施肥 芝刈り前: 2006.6.28)

 窒素が切れてきてやや生育が緩慢で色が薄いです。ルーチン15mm芝刈りして、硫安を平米50g程度施肥し灌水しました。
 芝刈り前で、テイフトン80%+フェアウエイ10%+裸地10%くらいでしょうか。

(芝刈り15mmシングル 芝刈り中: 06.6.28)

 あまり伸びていません。

(芝刈り15mmシングル 芝刈り後: 06.6.28)

 下葉の枯れが少し目立ってきました。

(芝刈り20mmシングル+第2回補植 芝刈り前: 06.7.4)

 少し窒素が効いて色が少し良くなりました。東端1mほどはテイフトンが無くなり1月前に生育の良い部分から補植しましたが、まだ埋まりが悪いので第2回補植をしました。
 下葉の枯れが進んでおり20mmに刈り高を上げて芝刈りました。
 芝刈り前で、テイフトン85%+フェアウエイ5%+裸地10%くらいでしょうか。 

(芝刈り20mmシングル 芝刈り中: 06.7.4)

 刈り上げたので少しは下葉の枯れが目立たなくなりました。

(芝刈り20mmシングル 芝刈り後: 06.7.4)

 左下の穴が、第2回補植に用いたコアです。

(芝刈り25mmシングル 芝刈り前: 06.7.11)

 気温も一気に上がりめちゃくちゃ伸びて葉色も濃いです。 一気に硫安が効いた感じです。 伸びすぎてしまったので25mmに刈り高を上げて芝刈りしました。
 芝刈り前で、テイフトン90%+フェアウエイ1%+裸地10%くらいでしょうか。

(芝刈り25mmシングル 芝刈り中: 06.7.11)

 めちゃくちゃ伸びていて刈り上げたにも関わらず、ちょっと枯れが目立ちました。

(芝刈り25mmシングル 芝刈り前: 06.7.11)

 限界まで、刈り上げたけど、まだら模様にサッチが見えていまいち・・・次回は刈り下げてやり直しが必要です。
(芝刈り12mmシングル+サッチング+施肥 芝刈り前: 06.7.14)

 25mmまで刈り上げてサッチが目立ち始めたら、いつもならサッチ除去を兼ねて刈り下げてから再出発ですが、ボーナスでリョービのサッチングマシーンを購入したので、真夏にも関わらずサッチングをしてみることにしました。かなりテイフトンにダメージがあるので大丈夫かなと思いましたが、夏のテイフトンですから多分大丈夫でしょう。 作業終了後、硫安を平米100gど〜っんと施肥してたっぷり灌水しました。
 

(まだ東端は・・・: 06.7.14)

 東端1m位の幅は補植していますが、裸地が半分くらいあります。この状態でサッチングまでやってしまうのは気が引けますが・・・

(下葉はサッチの嵐で 芝刈り前: 06.7.14)

 全体的に下葉が枯れている上にテイフトン1本1本が細くて弱々しい状態です。
(芝刈り12mmシングル 芝刈り中: 06.7.14)

 まずは刈り下げて、当然茶色になりました。

(刈り跡を・・・: 06.7.14)

 近くで見ると、サッチや細く入り組んだ枝が密集しています。表土には5mmほどの厚さで半分解有機物層があり、サッチングでどうなるやら・・・

(サッチングマシーン!: 06.7.14)


 通販でリョービの23cm幅刈りリール式芝刈り機+サッチング刃セットが送料込みで3万円以下で売っていたので、ボーナスが出たことだし買ってしまいました。 早速リール刃をサッチング刃に替えて出動です。
 ナショナルがコンパクトに収納できると思ったら、リョービも同じくらいコンパクトに収納できこれはうれしいことです。おまけにリール刃にはナショナルにはない反転して磨く機能もあります。
(サッチング刃: 06.7.14)

 の拡大です。だいたい3cm幅くらいのバネ付き針金で引っ掻いてサッチを収納袋に入れていく仕掛けのようです。

(サッチングの高さは??: 06.7.14)


 刈り高は5〜25mmまで無段階調整できるようですが、サッチングの場合はどうやるかわかりません。 15mmくらいにすると全然地面を引っ掻かないし、5mmにするとすごい力で地面を引っ掻きます。  何事も中庸というか適当というか・・ちょっと動かしてみて地面を引っ掻いて適度にテイフトンの密度が薄まるくらいかな?と8mmにダイヤルを合わせてサッチングしました。

(使用前、使用後: 06.7.14)


 右が使用前、左が使用後です。ゆっくり歩く速度でサッチングしましたが、すごい威力です。 私がWOS前に必死でかなざらいを用いて2方から密度を下げるのとほぼ同じくらいまで密度が下がってしまいました。。 繰り返してサッチングしたり5mmくらいにするともっと強力に密度が下がるのですが、これ以上やるとひょっとしてWOSまで復活しないかもしれないと思ったので、この程度にとどめました。 
(とれたサッチ: 06.7.14)

 めちゃくちゃとれます。 芝刈りで一気に12mmまで低刈りした刈り葉と同じくらいの容積のサッチが芝刈り後のサッチングでとれました。 ごらんのように生きている茎や葉までとれてとれてしまっています。
  有機物層はちょっと掻き起こすくらいでこの中にはほとんど入ってきません。ここに有機物層が入るくらいにするには多分テイフトンが全部無くなってしまうほどの強さでサッチングしなければならない感じです。

(サッチング中: 06.7.14)


 すごい能力です。 手作業で半日から1日かかる重労働が、わずか1時間弱ですいすいできてしまいました。 調子に乗ってダブルでサッチングしいてしまいました。

(肥料後灌水: 06.7.14)


 相当テイフトンの密度が落ちたので、しばらく芝の管理しなくていいでしょう。味気ない庭になりましたが、この直後足首を怪我して歩けなくなり庭の管理不可能状態になったので、丁度テイフトンの芝刈りから解放されてこれ幸いです。

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