2000 WOS 3
(薬害発生)

(種蒔き34日後のビビットグリ−ン:  自宅にて00.11.3
この日の作業は第2回肥料撒き)


 窒素5%の化成肥料を1平方メ−トル当たり70g散布して、濃度障害が起こらないよう、スプリンクラ−で潅水しました。ぼうぼう状態です。

(種蒔き34日後のビビットグリ−ン:  00.11.3)

 益々生育良好!
 肥料の粒は芝専用の小さいのが撒きやすいです。

 (種蒔き35日後のビビットグリ−ン:  00.11.4
この日の作業は第5回芝刈り+コガネムシ幼虫防除)

 芝刈りは、実に楽しい作業ですが、この時期1週間1度は必要なので大変です。

 (芝刈り後のビビットグリ−ン:  00.11.4)

 相変わらず絨毯のようで、それが秋の日差しに輝いています。
 気になっていたんですが、部分的に地下で何かが這っていて、食害しているようです。小さな食害跡がいつまでも消えません。

(芝刈り後のよく見える食害跡:  00.11.4)

 曲線状に芝が枯れかかっています。多分、コガネムシの幼虫だろうと予想をつけて、手元にあったカルホス乳剤1000倍液をジョウロで大量(1平方メ−トル当たり4リットル)に散布しました。

 これが、後の悲劇になろうとは・・・

(防除された虫:  00.11.5)

 翌日、食害付近にケラが2匹死んでいました。
 花壇のボ−ダ−付近にコガネムシの幼虫が20匹ほど転がっていましたが、芝への実害は無かったようです。
 僅か2匹のケラがかなりの食害をしていたことになります。

(種蒔き36日後のビビットグリ−ン:  00.11.6
薬害発生)


 薬剤散布から2日後、部分的に枯死してひどい状態になりました。全体的にも芝がまばらに感じます。
 
薬害発生です。
 西洋芝は薬害に弱いのは知っていたのですが、除草剤ばかりに目が行っていました。原因は散布したカルホス乳剤であるのは明らかです。古い農薬を使ったせいか、適当にジョウロの中で農薬を稀釈したため部分的に濃い液を散布してしまったかです。水で農薬を稀釈するとき一度適当な容器で溶かしてからジョウロに入れ、それから水で稀釈していく2段階稀釈を怠ったのが悪かったみたいです。
 大ショック!せっかく完成した芝が・・・・自分の愚かさを猛反省です。

(薬害枯死の状況:  00.11.6)

 枯死部分はビビッドグリ−ンが完全に枯れています。緑に見えるのはベ−スのコウライシバで、薬害は受けていません。

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