2000 WOS 4
(再播種と薬害からの回復)

(種蒔き39日後、薬害発生2日後のビビットグリ−ン:
自宅にて00.11.8
この日の作業は第6回芝刈り+種まき)


 薬害のひどい部分は枯れたままで、その他の部分が伸びています。このまま放置ておけば、冬ぼこぼこ状態になるのは明らかです。
何か対策しなければと、とりあえず薬害が発生した11/6に一晩中スプリンクラ−で散水して、カルホス乳剤を可能な限り洗い流しました。
 今から再播種して間に合うかどうか解りませんが、11/7雪印種苗名古屋営業所にビビッドグリ−ンを再び3kg注文しました。
 翌11/8種が届いたので、急いで種まきです。

(芝刈り・再種まき後のビビットグリ−ン:  00.11.8)

 種まきのために芝刈り(通常の25mm高)し、枯死部は特に厚撒きし、全体にも薄く撒きました。播種量は最初(ウインタ−オ−バ−シ−ディング1)種まきしたのと同じくらいです。
 今成長している芝を傷つけないため、トンボではなくシュロ箒で押し込むように種を地面に落とし、枯死部のみ2mm程度目土を撒きました。
 その後、昼は毎日30分程度潅水して出芽を待ちました。
 この日から急に寒さが続いて、最高気温15度、最低気温10度以下位の日がでした。一般的な西洋芝の発芽適温が20度程度なので、はたして発芽してくれるか心配です。

(種蒔き43日後、薬害発生6日後、
再種蒔き4日後のビビットグリ−ン:
00.11.12)


 まだ全然発芽してません。10/1種撒きの時(ウインタ−オ−バ−シ−ディング1)は、3−4日で十分発芽していたのに、やはり気温が低いためでしょう。

(種蒔き49日後、薬害発生12日後、
再種蒔き10日後のビビットグリ−ン:
00.11.18)


 発芽しました。なんと、発芽までに10日もかかってしまいましたが、先ずは安心・・・後は寒さによる生育停止までどれだけ、完成した芝に近くなるかです。

(種蒔き50日後、薬害発生13日後、
再種蒔き11日後のビビットグリ−ン:
00.11.19)


 新芽が2cm程度に伸びて、大分見やすくなりました。まだまだ、薬害を受けてない部分は刈り時ですが、発芽部分はまだまだ刈ることができませんので、このまま様子を見ることにしました。

(種蒔き54日後、薬害発生17日後、
再種蒔き15日後のビビットグリ−ン:
自宅にて00.11.23
この日の作業は第7回芝刈り)


 新芽も6cmほどに伸びてしっかりしてきたので芝刈りすることにしました。
 枯死部は厚撒きしたので、近くで見なければ完成した芝のように見えます。

(芝刈り途中:  00.11.23)

 薬害を受けていない芽も新芽も良く伸びているので、かなり刈りごたえがあります。
 刈り高は一貫して25mmです。

(芝刈り後のビビッドグリ−ン:  00.11.23)

 晩秋の柔らかい日差しと新芽の鮮やかな色で、芝がぴかぴか輝いています。
 薬害を受けた部分はほとんど解りません。
 これで、贅沢な冬が楽しめそう・・・よかったよかった。

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