ボランティア教室とふれあいいきいきサロン

 高齢者が寝たきりや認知症になる最大の原因は「とじこもり」と云われています。

 老後をいきいきとくらすには、

    ・人と会って会話をし、心の底から笑うこと

    ・出かけて仲間と楽しい時間を過ごすこと

    ・定期的に外出する機会があること

  などが日常生活に組み込まれていることが大切です。

 

ふれあいいきいきサロン

 高齢者にとって楽しみな場所として広まれば仲間作りにつながります。

一緒に食事をしたり、希望者にはできる範囲で調理に参加してもらったり、栄養面だけでなく、利用者とボランティアのふれあいの場となりお互いの交流を広げます。

 現在、集会所や生活改善センターで、食生活改善推進協議会、民生委員、老人クラブ会長はじめ会員、ボランティアの方々のご協力により町内10ヶ所で自主的に運営されています。

材料はできるだけ、旬のもの、地元で採れた食材をつかい、作りやすいもの、栄養のバランスのとれたものを心がけています。

 食後は役場保健師による認知症や健康に関する話、時には警察から高齢者の交通安全や悪徳商法の被害に遭わないための話をして頂くこともあります。

 又、明神地域ではグループホーム「もみの木」の入居者と交流し、フラダンスや紙芝居等、日頃の練習成果を披露して頂きました。

 

ボランティア教室

 一口にボランティアといっても多種多様な活動がありますが、ここでは、現在、地域で自主的に開催されている「ふれあいいきいきサロン」を実施するための調理実習を行います。

 開催しているが、何を作ったら良いか献立に悩むという声が多かったので平成16年4月から、始めた事業です。

 毎月、第2木曜日、午前9時30分から古座川町中央公民館で開催しています。

 ここで実習したものを基本に地域で広めてもらうため、それぞれの地域で開催する時期を考え、なるべく季節に先がけた食材を使って実習します。

現在、実施している地域からは一人でも多く、又これから新たに地域で「ふれあいいきいきサロン」を開催してみようと思われる方々もぜひ、ご参加ください。