「 ケータイ顕微鏡 」 をつくる       


対物レンズ・・・10x
接眼レンズ・・・15x
光源・・・・・白色LED

上段 左、中・・・オオカナダモ   
    右・・・・・・タマネギ
下段 左・・・タマシダの葉(裏)
    右・・・タマネギ 
  夏休みに遊びに来た小学生が学習誌の付録についていた顕微鏡をつかって花粉の観察をしていました。 よく見ると顕微鏡は小型ながらかなりの精度でいろいろな機能を備えており感心しました。
 顕微鏡は、殆ど屋内で使いますがタイドプールなどでは直ぐにその場で観察したいときもあります。
そこで、この小型顕微鏡から刺激を受けて携帯できるものを作ってみました。
 大きさは、PCのフロッピーディスクケース(台にしている)に収まる程度に設計しています。
対物レンズ、接眼レンズは、理科機器メーカー(内田洋行など)でパーツ販売しているものを使用し交換できるようにしています。
 対物レンズと接眼レンズの間には双眼鏡の廃物に着いていたプリズムを使って全体の大きさを縮めています。
 フォーカス調節は、ラックピニオンが入手できなかったので磁石を利用したスライド装置になっています。光源は自然光で十分ですが、何処でも使用できるように消費電力が少ない発光ダイオード(白色光)をセットしています。