『 アナグマ 』
イタチ科
柿の実を食べるアナグマ
2013.9.25. 15:00
足の太い爪
左の写真と同一個体だが陰の入ると
このような色が変化して見える
最近は自然環境の急速な変化を実感しています。
身近に観る動植物たちの生態系にも変化が見られる。
このアナグマも夜行性なので今までには昼に見たことは全くなかったが、9月25日15:00頃 庭に現れて柿 の実をかじっていた。 10月になっても暖かい日には庭に現れて穴を掘っていた。
アナグマは雑食性で、樹根、種実、昆虫、蛙、蛇、トカゲ、ネズミ、兎など食べると言われている。
数年前(夜間)には『ササユリ』の球根を全部食い尽くされてしまった。 1cmにも満たない小さいものまで
頑丈な爪、歯を持っており土を掘り起こすのは得意のようである。
眉間の白斑、眼の周りの黒色が特徴で体長は約50cmぐらいである。
四肢と体の下面も黒褐色である。
毛先が白く昼間の明るいところでは写真のように霜降り状に見えるので毛並みは美しい。
毛は毛筆、ブラシの材料として使われている。
本州、四国、九州の平地から低山に住むと言われている。
昼は穴に潜み、冬眠すると言われているがこのように昼に現れたのは不思議である。