「 アオウミウシ 」    後鰓類 Opisthobranchia
      

 
  体長が3cmぐらいの小さな体だが、濃い藍青色の鮮やかな彩りがよく目立つ。
黄色の縦帯もある。  
ウミウシの仲間は日本でも多種多様で小さいものから大きなものまでさまざまな生態で楽しませてくれる。   本当に海の宝石のように見えることもある。
しかし、タイドプールの中で「アオウミウシ」は小さいのでよく観察しないと見つけることができない。
触覚の先端は赤色で 30〜34のひだがある。
鰓も美しい赤色で約12個の羽状になっている。
春から夏にかけて岩上に産卵する。   分布は本州北部以南の各地に見られる。
写真の「ウミウシ」は紀北町船越の磯で撮影したものである。