『 アシタバの花 』  セリ科  シシウド属 Angelica keiskei
 
 『アシタバ』については以前にも取り上げていますが、今回は花を中心にアップしてみました。
アシタバは今日切り取っても明日には再生するところから「明日葉」と名付けられたと言われています。
本当は2〜3日かかるけれど確かに強い多年草です。
関東南部、東海、伊豆諸島などの海辺に生えています。
これだけの花が咲くとたぶん枯れるだろうと思いますが、種がばらまかれて再生してくることを信じています。
 若葉は汁に入れたり、天ぷらにして美味しく食べられます。 
 家では毎日、牛乳、バナナと一緒にしてジュースを作り飲んでいます。
 花を支えている枝の基部には、舟の形をした包があります。

「ハマウド」とよく似ていますが次の点で見分けられる。
 ・茎には筋がない  ハマウドには赤紫色の筋が入っている。
 ・茎や葉の切り口から黄色の液が滲み出る
 ・花が咲く時期が8月から10月頃だが、ハマウドは4月から6月頃。
 ・花の色が淡黄緑色 ハマウドは白色
 
 『アシタバ』は東紀州であまり見かけないけれども、和歌山県潮岬あたりまで行くとたくさん生えている。
 季候はよく似ていると思うけど環境要因の違いだろうか?
 2004年には、海山町の浜辺ですごく生い茂った「ハマウド」の群落を見かけたが、2005年には株数が
 激減し、その後絶えてしまっている。   どのような要因なのか不思議である。
 『アシタバ』は東紀州でも栽培するとよく育つ。