「発泡スチロールカッター」       
 








    A ニクロム線

   B 円形切り抜き用センターホール

   C センターポール

   D 電源スイッチ

   E 切り抜いた円形発泡スチロール

 発泡スチロールカッターについてはいろいろな形の物が市販されていますが、特に次の点に留意して自作した物である。
  ・ 電池ではなく100v交流電源を使う。
  ・ 作業板上で発泡スチロールを安定してカットする。
  ・ いろいろな大きさの円形が切り抜けるように平板上にセンターポール(C)を固定するホール(B)を設置。
    半径1cmから8cmまで5mm単位で使えるように設置している。
  ・ 平板上に定規をセットして直線状に切り抜けるようにする。
  ・ ニクロム線(A)のたわみをできるだけ少なくする。
 
 家庭用100v電源を使うため、作業板の下にトランスをセットしている。
 トランスは、古いトランスを利用したが、ニクロム線の両端が約1,5vになるように抵抗を直列に接続している。

 普通の大きさの物であればこれで間に合うが、大型のものをカットをする場合にはこれと同じ形で大型のカッターを別に用意している。
 これは2mm径のニクロム線を使い、電流が大きくなるために別の電源装置を使っている。
 以前に掲載した、No.65「50A低電圧電源装置」である。
 
 いろいろな形を簡単に切り抜けるので小学生たちでも活用できる装置である。