「ハマゴウ」     クマツヅラ科

     
     海岸の砂地で力強く茎を伸ばし根をはる「ハマゴウ」       
 海山町船越中熊の浜では、毎年夏の訪れとともに青紫色の目立つ花を咲かせます。
どんな荒波にも負けずに根をはり、生き延びる力強い植物です。  
葉がお香の原料に使われたり、樹皮や実も芳香を放つので浜の香りで「浜香」と名付けられたようです。
平安時代の文献にも「蔓荊子」の名前が出ており、漢方薬にも使われています。
実は5〜6mmぐらいの黒色の球形ですが、芳香を放ちます。