「 袢纏木(ハンテンボク)の葉 」
 
               
 
  
2016年1月に取り上げたユリノキの『ひこばえ』が大きく育ち立派な葉を付けたので取り上げて みました。
  『ユリノキ』の葉が『袢纏』(ハンテン)の形に似ているのでユリノキは『ハンテンボク』とも言われて います。
  『袢纏』は現在知らない人も多いと思いますが、江戸時代頃から戦後までよく作業着としても使わ れていました。  
  紀北町でもよく見かけ、漁師たちは『ずっぽ』とか言っていたように思います。
 自分も昭和30年頃島勝浦で作ってもらいよく着ていました。    懐かしいです。
 綿が入っている物は『丹前』(どてら)と言い、袖無しの物は『ちゃんちゃんこ』と言っていたように思 います。