「 ハスノハカズラ」

     
2002.11.
 海岸近い山地に生える多年生の常緑植物である。
葉は互生で、長い柄があり、たて形の広卵形。
葉の形が蓮の葉に似ていることからこの名前がついたらしい。
蔓性で雌雄異株。 核果は球形で径約6mm。 熟すと写真右のように朱紅色となり艶をもっている。 
 夏から秋にかけて淡緑色の小花をつける。
寒風を受ける頃になると実の房が冬の陽を受けて輝き美しい姿を見せてくれる。
四国、九州以南、熱帯アジアにも分布するとも書かれていたが、当三重県海山町でもよく見かける。