斑入りハスノハカズラ」
         ツヅラフジ科 Stephania japonica(Thunb)Miers

     
 以前(2002年)に「ハスノハカズラ」を取り上げているが、今回は町内で斑入りの美しいハスノハカズラを見つけたので再掲した。    海岸近い山地に生える多年生の常緑植物である。
 葉は互生で、長い柄があり、たて形の広卵形。  
葉柄が下に向かってT字状についており、葉の形が蓮の葉に似ていることから命名されたのであろうと考えられる。
蔓性で雌雄異株。 
 夏から秋にかけて淡緑色の小花をつける。
寒風を受ける頃になると実の房が冬の陽を受けて輝き美しい姿を見せてくれる。
四国、九州以南、熱帯アジアにも分布する。