「 ハゼラン 」
    学名 Talinum crassifolium  英名 coral flower
                スベリヒユ科


            
 
 
  
紀北町中熊の防潮堤側溝の中に今まで当地では見かけない小さな花が咲いていたので調べて貰ったら
 『ハゼラン』であることが分かった。
  最初、手持ちの野草図鑑では記載されていないと思ったが、古い牧野富太郎の図鑑には表示されていた。南米原産で明治時代に日本へ入ってきたらしい。 当地では初めてだが、普通に道端などで見かける花らしい。
茎の先に円錐花序を出し赤い小さな5弁の花をつける。花は午後2〜3時間ほどしか開かないので三時花とか三時草とも言われる。 線香花火のようにも見えるので花火草とも言われるらしい。
 中国やインドネシヤでは薬用にも使われているらしい。