「 イソヒヨドリ 」    Monticola solitarius
ヒタキ科
                                              

     左上・・・・・雄     左下・・・・・雌      右上・・・・・囀る雄     右下・・・・・飛翔

     スポッティングスコープに小型デジカメをつけてコリメート撮影
 
 ひきしまった体つきで高いところに留まってさえずる姿は実にみごとである。
黒潮が浜辺を洗う東紀州では、普通に見られる鳥だが誰もが好感をもって眺めている。
名前は知らなくても見たり鳴き声を聞いたことがあると思う。
特に雄は、背面と喉部から胸部、腰部まで濃い青藍色、翼や尾羽は黒色、腹面は濃い赤褐色である。
光が当たると見違えるくらい艶やかな色を発する。
雌も一見黒色に見えるが、よく見ると写真に示したように鱗状の模様で覆われている。
ほとんど単独で行動していることが多いが、地上では二足飛びで大きく跳ね飛んで歩く。
高いところに留まったときなどは長い時間留まり求愛のさえずりをしているときもある。
つがいで飛び回っているときもある。
最近では海岸だけでなくかなり住宅地あたりでも見かけている。
鳴き声も元気よく明るく大きな声で変化に富んだ声を聞かせてくれる。
オオルリと間違えられるくらい素敵な鳴き声!
澄んだ丸みのある声 ホピーチュイチュイ、ツツピーコー、ツツ、ピーコーピーなど 「鳥630図鑑」から引用 )
小型のレコーダーで録音したので、状態が悪く聞きづらいと思うが、ひとまずBGMとしてみた。