「
ふしぎな回転体
」
No.159『電流と磁界の実験』9月 No.160.『電流と磁界に関する工作』10月 を掲載したが、今回はその発展を考えて
試みた実験である。
銅線のリングは、直径約20cmであるが、上部から下部に向かって電流を流すと下部の銅管内にある磁石と反応して
回転運動を始める。
電源には直流1.7Vの電源装置を利用している。
きわめて単純な機構であり、単一機械のような感じだが、このようなしくみも様々な組み合わせによって複雑な多機能を
生み出すことになるのではないだろうか。
戯言(たわごと)
単純から複雑へと考えれば、様々な現象が想い浮かぶが、本当に不思議なのは生命体である。
生命体は、それぞれが複雑な生命現象を営んでいるが、分解していけば素粒子にたどり着きその動き、作用によって
営みが生まれるのではないだろうか。 しかし、素粒子を動かしているモノは何か? はかり知ることはできない。
我々人間には心がありその作用との関わりは、現代の科学によって検証することはできないと思う。
自分は特に信仰しているものはないが、神、仏の存在を感じることはある。
現代の科学は、画期的な進歩をなしているが、何か全く別の存在がこの世を作っているように感じるときがあり、そのことに
感謝する時もある。