ポケットカメラで 「 拡大鏡 」  を作る    

  ポケットカメラ(使い捨てカメラ?)を利用して拡大鏡を作ってみました。
 主な構造は右上写真の通りです。
  対物レンズ・・・・・カメラの撮影用レンズを使う
  接眼レンズ・・・・・カメラのファインダーレンズ(凸)を使う
  レンズ間の間隔は約1cm
 円筒に収めて接眼部にはフィルムパトローネの片側を活用してみた。
 
 撮影用アダプターはフィルムケースを活用しているが
 拡大鏡を差し込んでカメラにセットする。

 ケースはフィルムケースを切り取って活用した。

     かなりの倍率を出せたが、上の写真はアダプターを使ってタマネギの細胞を撮影したものである。
      ・カメラはコンパクトサイズのデジカメ
      ・拡大鏡をアダプターに取り付けてデジカメにセット
      ・写真は、夜、部屋の電灯下で撮影したものであるが、採光がうまくいかずトリミングして一部を添付
      ・観察時は、倍率が小さく視野も広くなるので画像もかなり鮮明である。

     対物レンズと観察資料との距離は、約15mmぐらいあるので観察しやすい。

     カメラは撮影後フィルムを取りだして現像してもらい、その後分解してレンズを利用すればよい。