三角錐台
「 万華鏡 」
テーパ−ドミラーシステム カレイドスコープ
Aオブジェクトケース B鏡接合用テープ C台形鏡(三枚) D表面カバー E組み立て完成
(絶縁テープを利用)
万華鏡(カレイドスコープ)については、以前にも掲載していますが、今回は台形の鏡を使って三角錐台型万華鏡としました。
( 2004年10月
「万華鏡を作る」
2005年12月
「万華鏡駆動装置」
)
長方形の鏡三枚を使って正三角柱に組みあげて製作する物が普通だと思うが、鏡の形や組み合わせ方によって様々な万華鏡を作ることができる。
昨年、名古屋の丸善で開かれた万華鏡展を見る機会があったが、有名な作家たちがいろいろな万華鏡を展示していて大変興味関心をもつことができた。
そこで小学生たちでも簡単に作ることができる万華鏡をと思い、今回は三角錐型の万華鏡工作を試みた。
万華鏡は鏡の形や組み方の違いによって様々な万華鏡を作ることができる。
鏡の形・・・・・・・・・・・・・・・・ 長方形 台形
鏡の組み方・・・・・・・・・・・・ 三枚で正三角柱に組み立てる 二等辺三角形に組み立てる 4枚で四角柱に組み立てる
鏡3枚で四角柱に組み立てる(一枚は黒い紙) 4枚の鏡を菱形に組み立てる
円柱状に組み上げる
鏡の枚数・・・・・・・・・・・・・・ 2枚 3枚 4枚 黒色板を併用する
オブジェクトによる変化・・・ セルタイプ(アクリル、ガラスビーズなどを入れる) ガラス管、容器などにオイルを入れてオブジェクトを加える
ステンドグラス、回折格子のような円盤を取り付ける オブジェクトの代わりにレンズ、ビー玉などを使う(テレイドタイプ)
今回試作した物は、台形の鏡3枚を組み合わせて三角錐台状に組み上げたものである。
三角錐台の細い部分の大きさを変えることによって球体の映像や多面体の様々な映像を作り出すことができる。 今回は任意の台形とした
万華鏡は、殆ど二度と同じ映像ができない変化がおもしろい。
接眼部は三角形ののぞき窓(三角錐台の底面部)になるが、殆ど全視野に映像が広がって見える。