昔懐かし 「 カルメ焼き
」
カルメ焼き補助台
杓子(おたま)上のカルメ
焼き上がったカルメ
カルメ焼き
過日、小学生がカルメ焼きを作ったけれどうまくできなかったと言ってきたので昔を想い出しながらやってみました。
インターネットで調べますとたくさんの事例が紹介されていましたのでそれを参考にしながら自分の考えも入れて作ってみました。
準備したもの ・加熱用具 ガスコンロ (またはアルコールランプ)
・アルミニュームしゃくし(おたま)
・温度計(〜200℃) ・・・・・・感熱部分はメダケの中に通し底部に2カ所穴を開けた(攪拌棒をかねる)
・水計量用フィルムケース・・・15ccの目盛り
・サトウ40g 水15cc
・重曹液 (卵白小さじ1杯に重曹5g サトウ液に加える直前にサトウひとつまみ加えて再結晶の種とする)
操作手順 1 卵白に重曹を入れてかき混ぜる 1〜2分でシャーベット状になる。
2 サトウ40gに水15ccを加えてお玉で加熱する。
3 110℃ぐらいから泡が小さくなり始めるので少し火を弱める。
4 120℃まで加熱を続けると泡が小さくなり粘りを感じるようになる。 色も少し変化
5 火から下ろして20〜30秒間放置する。
6 重曹液(卵白で溶いたもの)を大豆粒くらいの量加えててよくかき混ぜる。
7 クリーム状になり底が見えるくらいになるまで混ぜる。
8 かき混ぜ棒を中央から静かに抜くとふくらみ始める。
9 十分ふくらんだらしばらく置く。 (冷却してもよい)
10 再度加熱して底部が少し熔けた状態で皿などに移す。
2〜3度試行すれば温度計を使わなくてもサトウの状態でわかるようになる。
↑ ↑
2NaHCO
3
→ Na
2
CO
3
+ H
2
O + CO
2
白サトウでつくるとさっぱりした味で温度変化が色でわかりやすいですが、サトウの種類を変えたり、
他の食材を添加しても面白いと思います。