「 コ ゲ ラ 」 Picoides kizuki Japanese Pygmy Woodpecker

 
   4月、庭先に「コゲラ」がやってきて盛んにドラミングをしていた。
  部屋の中にいても聞こえてくる。  タ、タタタタタタと軽快なリズムである。
  近づいてみると写真のように桜の木の幹に穴を掘っている。
  以前、桜の剪定をしすぎて枯れてしまった幹を盛んにつついている。
  スズメぐらいの大きさだが、幹に留まったときの姿や背面の白い横斑ですぐにわかる。
  鳴き声も他の鳥とは違い特徴的である。  
  樹に垂直に留まって上方へ2足飛びでずり上がっていく。
  しばらくドラミングしていたので、後で近づいてみるとみごとな穴を掘っている。
  まん丸いみごとな円形の孔である。
  堅い桜の木に向かってよく彫り上げたものである。  (写真右参照)
   2羽来ていたが樹に近づいてくるときは1羽であった。
   今まで26年間で初めて訪れたキツツキだが、環境が変化したのだろうか?