「 顕微投影装置 」 プロジェクター投影      



 A  光源(LED調光可)

 B  スライドグラス
    
 C  検鏡ステージ
    微動ネジで上下動
    (画像のピント合わせ)

 D  対物レンズ

 E  プリズム(内部)

 F  接眼レンズ

 G  光源着脱磁石

 H  デジタルカメラ

 I   カメラファインダー
 
  小学生対象のタイドプールの観察会でプランクトンの説明をした。
 しかし、生きている姿を見せたくなり、自作した装置である。
 しくみは上の写真の通りであるが、デジタルカメラの下側にビデオ出力コード、AC電源コードが出ている。
 顕微鏡の部分は以前に掲載しているものであるが、今回は、液晶プロジェクターに接続 してスクリーンに投影するものである。
  実際に投影すると小学生たちは初めて観るらしく、触手や体液、心臓の鼓動などの動きに驚き関心を示してくれた。
  様々な動物の幼生、稚魚、原生動物、珪藻類、節足動物コペポーダーなどの仲間が観察できる。
 プランクトンは海洋生物生態系の原点であり、海洋生産の基盤でもある。
  小中学校ではあまり取り上げられていないが、海の近くで暮らすものにとっては知っておきたい生物の仲間ではないだろうか。    
 生物の多様性から考えても私たち人間とのつながりは深い。