「ミョウバンの結晶」       
正八面体の美しい「ミョウバンの結晶」
  小中学校では、ミョウバンなどを使って結晶作りが行われると思うが、大きな結晶が美しくできると実に感動的である。
 写真の結晶は、カリミョウバンに少しクロムミョウバンを加えて着色したものだが本当に美しく宝石のような感じであった。   一辺が約16mm位の大きさである。
 作り方は、普通に行われているように温かい飽和溶液に種結晶を付けた糸を吊して一晩置くだけである。
戯言(たわごと)
 結晶は、原子や分子が規則正しく配列して出来るものだが、自然にこのような作用が働き美しい形が形成されることは不思議である。
 自然界のすべてのものは、百数種類足らずの元素から成り立っているが、身のまわりのものだけでもすごい種類の物体や生命体が存在している。
 もちろんすべてのものが結晶しているわけではないが、原子の結びつきの違いによってさまざまなものが形作られている。
 ミョウバンもその配列結びつきについては見ることが出来ないが、外見は見事で実に美しい。
戯言(たわごと)
自然界では、生物、無生物にかかわらず分解や結合が繰り返され、生命現象もその中で行われている。     色即是空 空即是色
人体も常に心を伴いながら分解、合成が繰り返し行われている。
このように変化を起こす作用の源はいったい何なのだろうか?
宇宙空間の中では神秘的な出来事が多い。