「 小麦粉の燃焼実験
」
ペットボトルに詰めた小麦粉を下から吹き上げて点火する。 吹き出し口はノズル状になっている。
・ペットボトル ・アルコールランプ ・ゴム管 ・簡易ゴムふいご
前にあるアルミ管(缶ビール加工)は小麦粉を入れて吹き出す実験に使う
過日、小中学校の理科の先生達の研究会に参加する機会があり試作した装置である。
小麦粉はそのまま燃焼させようとすると点火することも難しい。
しかし、上図のような装置を使って酸素に触れる面積を大きくしてやれば、火炎放射のように燃焼させることが可能である。
昔、理科実験をやっていた頃はよく紙筒の中に小麦粉を入れて吹き付け、火炎放射状に燃焼させる実験をしていた。
しかし、現状は理科の授業時間数が減り、生徒実験も難しくなってきていると思いこのような演示実験はできないか提案してみた。
炭坑などで起こる炭塵爆発などの事故やガソリンが空になりかけた缶内に引火すると非常に危険であることなど関連づけながら実験を展開すれば有効に使えるものと考えられる。