冬の代表 「 オリオン座」  
冬は星座が最も美しく輝く季節だと思いますが、その代表に思い浮かぶのがオリオン座ではないでしょうか。
日が暮れて南の空を覗けば豪華絢爛たる輝きが飛び込んできます。
冬の大三角「ベテルギウス」「シリウス」「プロキオン」が輝き、オリオンの勇姿が現れます。
三つ星を囲むように大きな四辺形、その三つ星の真ん中あたりから縦に並んだ子三つ星、月明かりのない夜ならその近くにオリオン座の大星雲「M42」が肉眼でも確認できます。
四辺形の左上は「ベテルギウス」(B)、右下は「リゲル」(R)です。 ベテルギウスは赤く、リゲルは青白く輝いています。 ブルーBとレッドRが逆になっていると覚えたりしたことがありますが。
「ベテルギウス」は0.4等星〜1.3等星まで明るさを変える変光星ですが、超巨星で太陽の1000倍以上と言われています。(縮んだときでも700倍)表面温度は約3000度。距離は500光年。
先月、とりあげた太陽が地球の109倍ですから地球と比べていかに大きな天体であるか想像できますね。  我々は宇宙空間の中で小さな地球という宇宙船に乗って彷徨ってることになります。 船内では生物界の多様性を活かしながら皆仲良く生きたいものです。
 
この写真は、35分間露出しましたが、その間に地球が自転し、星が流れ、飛行機が2機オリオン座をよぎっていきました。