「
落体距離で時間を計る
」
目で見て指先でつかむまでの時間
A
は、測定者の指 ・・・・・カードをつかんでいる。
B
は、被験者の指 ・・・・・カードに触れていないが、落ちる動きを見てからつかむ
落下距離は S=1/2gtxt
落下距離をSとすると
S
が 10cm t=√2x10/980=0.143秒
15cm・・・・・・・・・・・0.175秒
20cm・・・・・・・・・・・0.202秒
22cm・・・・・・・・・・・0.212秒
24cm・・・・・・・・・・・0.221秒
26cm・・・・・・・・・・・0.230秒
28cm・・・・・・・・・・・0.239秒
30cm・・・・・・・・・・・0.247秒
32cm・・・・・・・・・・・0.256秒
34cm・・・・・・・・・・・0.263秒
36cm・・・・・・・・・・・0.271秒
38cm・・・・・・・・・・・0.278秒
カード(メモリ付きベニヤ板)が落下する距離から時間を推定するものである。
測定者がカードの上部をつかんでいるが、指を開くとカードが落下してくる。
被験者はそれを見て指でつかむのである。 動くのを見てから指でつかむまでの時間を測定するものである。
眼で動きを感知し、脳へ伝え、脳から指先まで神経の伝達によって指の筋肉を動かすことになるが、その時間を測定する。
数回測定して平均値を出すが、個人差もかなりあるようだ。 昔、クラス単位で数枚のカードを使って測定したことがある。
カードには、上に示したように、指でつかんだ位置によって時間が分かるように記してある。