感覚的に 「電流を理解する実験」       

 


手動発電機を使って電流を体に感じる実験。
約40V位発電するが、40人ぐらいのサークルでも電流を調節しながら感じることができる。


  
  電流というとなかなか実感できない存在だが、ここでは感覚的に電流を理解出来ないかと考えてみた。
左側の写真は、木綿糸を使って右から左へと電流を流し、箔検電気の箔を開かせているもの。
右側の針に静電気を帯びた物体を近づけて帯電させると木綿糸を伝わって電流が流れ、箔がゆっくりと開いていく様子が観察できる。  針をアースに接続すれば、ゆっくりと放電して箔は閉じる。
木綿糸を湿らせると電流が速く流れることも観察できる。
箔検電気が二つあれば、針を箔検電気に変えて帯電していく状態、放電していく状態が観察できる。

右側の写真は 手動発電機を使って電流を感じるもの。
数名から数十名手をつないでサークルをつくり、この発電機で電流を流すと十分電流を感じることが出来る。  回転を調節すれば、電流の強弱も加減できる。
この発電機は、昔の電話機に使われていたものを分解して実験用にアレンジした。