「 自記記録装置 」     
  自記記録装置について
 昔は「自記温度計」「自記気圧計」などよく使っていたが身近にそのような装置が無くなったときに長時間の変化を記録するのに困ったことがある。
 何とか工夫できないかと考えて試作したのがこの装置である。
 一昼夜の間に気温がどのように変化するものか概略をつかみたいが、ぶっ通し観測するのは大変である。   そこでこの装置を使った。
 バイメタルの先にペンをつけてドラム上の用紙に記録させるような簡単な仕組みでも概略はつかめるが、動きの伝達機構を工夫すればより正確な測定が可能である。
これで何とか最低温度、最高温度になる時刻を測定することもできた。
 また、変化する動きを長時間記録するのには便利である。
 用紙は既製のものは使えないのでグラフ用紙を使い単位時間の動きを記録すればほぼ変化に要した時間は測定される。   各部のパーツはさまざまな家電機器の廃棄物を活用している。