「 スターリングエンジン 」
A・・・・・シリンダー(上下板はアルミ、周囲アクリル)
B・・・・・ダイアフラム(薄膜)
C・・・・・ディスプレーサー(スポンジ)
D・・・・・回転板
ダイアフラムとディスプレーサーに
90℃の位相差をつける
左は回転作動中のスターリングエンジン
スターリングエンジンについては何度か取り上げているが、今回は
「大人の科学」誌の付録で作ってみた。
いつもは身近にある材料などを加工して作っているので大変手間がかかったが、これはかなり精巧に加工されたキットなので手軽に約1時間ぐらいで製作することが出来た。
空気の温度差を活用している原理は他のスターリングエンジンと変わらないがさすがに見事な設計と精巧な部品加工には感心した。
実験の結果
・実験期日 2010.5.31.
・熱源は、ポットの湯(90℃)を150ccコーヒー
カップ(アルミ製)に入れてセットする。
・気温 20℃
・回転持続時間 44分32秒
今までに製作したスターリングエンジンと比べて最も長く
温度差も最低であった。