低温度差
   「 スターリングエンジン 」 V型をつくる


低温度差「スターリングエンジン」

湯を入れた水槽(カップ)の上にのって作動する

・主なしくみ
 1 フライホイル(CD-ROM)   2 支柱(アルミ板t=1)
 3 クランクシャフト         4 ベアリング 
 5 パワーピストンコンロッド   6 ディスプレーサーコンロッド 
 7 パワーピストンシリンダー   8 冷却用水槽
 9 上部プレート         10 コンロッド接続部
11 ピストンピン          12 ディスプレーサ
13 ディスプレーサシリンダー 14 下部プレート
15 プレート固定ネジ 

         
「スターリングエンジン」は、1816年スコットランドのロバートスターリンが発明したものである。温度差による気体の膨張収縮を利用したものであるが、小さな熱源でも利用ができることから極めて低公害のエンジンと言うことができる。
 
今回製作したエンジンは、第3番目のエンジンだが、ダイアフラムの部分をピストンに置き換えてみた。他の部分については、ほぼ同じ素材システムを使っている。
温度差によるわずかのエネルギーを活用するので、回転部の摩擦など小さな負荷も軽視できない。
未だ改善の余地を多く残しているが一応回転したので取り上げてみた。