「 土 用 波 」
海山町船越海岸に打ち寄せる土用波
2002.7.24.
「土用波」 大きな台風が南方洋上にあるときにうち寄せてくるうねりのことだが、夏の土用の時期によく起こるので土用波といわれている。
ライブカメラでお見せできないのが残念だが、この日は稀に見る大きなうねりで大勢の人たちが見に来ていた。海山町中熊、船越の浜は東に向かって開いているのでこの日は殆ど真正面からのうねりを受けていた。
防潮堤を乗り越える高波によって、直径20数cmの石もたくさん打ち上げられていた。
台風が来なかったからよかったが、過去には台風時に砂利混じりの石が畑に向かって飛び込んだこともあると言われているから気をつけねばならない。 以前、防潮堤の工事が行われているときに工事関係当局に申し立てたことがあったが、伊勢湾台風を基準にして高さを決めたらしく、海岸の地形や流体の論理的解析、風洞実験もなされぬまま、机上のプランが進められたらしい。 誠に残念なことである。