「 地磁気で発電する 」       

 
 地磁気で誘導電流を起こすコイルと検流計      
  中学校理科の教材で電磁誘導が扱われている。
コイルと磁石を使って、コイルの近くで磁界を変化させると誘導電流が流れることを実験する。
しかし、我々の地球も磁場をもっているから、この地表でコイルを動かせばコイルに誘導電流が流れるはずである。
 上の写真は、地球による磁場の中でコイルを動かし、誘導電流を確かめるものである。
コイルは昔、「ダイナミックスピーカー」に使われたもので巻き数が大きいので有効に磁場を捉えて検流計に反応する。 
 検流計はラジカセなどに使われていたレベルメーターを改造して作った。


鉄心入りコイルを動かすと検流計の針は確かに反応して左右に振れる。  
対照実験として導線を切り離して比較実験する。
増幅器をはさめば普通の電流計でも振れるがあえて余分なものを省き中学生でも理解できるようにしてみた。