とうねずみもち 」        Ligustrum lucidum Ait. モクセイ科
         
      
 
 
  
庭に生えてきた「トウネズミモチ」です。
 植えた覚えはないのですが、ツツジの間からひょっこりと出てきた感じで見つかりました。
  多分小鳥たちが種を運んできてくれたものだと思います。
 ネズミモチとよく似ていますが、葉が丸みを帯びていてネズミモチよりも小型のようです。
  葉は単葉で対生していますが、表面は濃緑色で光沢があり美しいです。
 花は6月に頃開花しました。
  原産は中国で明治初期に各地で植栽されたようです。
 ネズミモチの名は実がネズミの糞に似ているところから付けられたらしいです。

 戯言
 庭には雑草も含めて様々な動植物が訪れますが、トウネズミモチを運んでくれた小鳥にも親しみを感じます。
 動植物たちの生態系、繋がりを考えると本当に見事な共生の姿です。
  我々人類は 何故戦争、集団による人殺しを続けるのでしょうか。
 人を殺してまで貫こうとする正義感、欲望を抑制する人格はないのでしょうか。
  憲法改正、国防軍、領土権の問題など騒がしくなってきていますが、戦争体験した世代の人間には深刻に考える問題です。
 庭の動植物の姿を眺めていると教えられたり、考えさせられることの多いこの頃です。