静電起電機(バンデグラフ型)をつくる        


 ハミルトン電気回転車
 ビールの空き缶を輪切りの向きに帯状に切って使います。
 幅は約8mmに切り、両端から約3cmの部分を直角に折り曲げ、先端がとがるように切断する。
 中央の部分を少しくぼませて支軸を受ける部分とする。
 全体が支軸で支えられるように、山型に曲げ重心が支点の下に来るようにした。
 2004.6.11. 雨天
梅雨に入ってもこのように静電気の発生を見ることができます。
ティッシュペーパーが反発しあっています。
回転するゴムのベルトに帯電した静電気が上部の集電ブラシでとらえられて缶(ビール缶の一部)に蓄えられます。
雨の日でも実験できましたが、乾燥剤でも使用すれば一段と効率が上がると考えられます。
起電機を作動させると、ハミルトン電気回転車は先端放電をしながらスムーズに回転を続ける。
静電気の実験としては面白く理解できるのではないでしょうか。
  静電気の実験をするために製作したものです。
冬の乾燥した日は、静電気の実験がやりやすいのですが梅雨の時期になると大変困難になります。
そこで起電機をいろいろと考え試作してみました。 (ディスク型の起電機など)
しかし、従来使われてきたバンデグラーフの起電機のしくみのほうが優れた機能をもっているのでそのしくみを小型化して製作しました。 
 塩ビ管とティッシュペーパーで静電気を起こし静電気回転体の実験をするものを作りましたがその時使用したものです。
この実験は湿度が高いとやりにくいので、梅雨の時期でも実験できるようにこの装置を試作しました。
右の図はハミルトン電気回転車で静電気発生確認のために付加しました。
 起電機のしくみは、「バンデグラーフ起電機」と同じで簡単です。
中央の図に概略を示していますがプーリでゴムベルトを回転させて、上部にある集電板(アルミ箔)で起こした静電気を缶(ビール缶)に蓄えるようなしくみです。