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『 ヤクシソウ 』 薬師草 キク科
ヤクシソウの花 光背に似る葉 めしべの柱頭
「ヤクシソウ」は キク科の越年草で陽当たりのよい山地でよく見かけます。
図鑑によれば花期は秋となっていますが、海山町の山肌は意外に暖かいのか真冬でもたくさん咲き乱れています。
寒い冬の時期、多くの草木は寒さに耐えて暖かい春を待っているのに何故この時期に鮮やかな花を咲かせるのか不思議です。
葉の基部は深く切れ込み茎を抱くようについています。 「広辞苑」によると葉は長楕円形で薬師如来の光背に似ていると記述されています。 頭花は径1.5cm、10数個の黄色の舌状花からできています。
茎、葉ともに切り口からは白い乳液が出ます。
めしべの先は上図のように他の部位とは異なる形となって花粉を受けています。
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