アラスカ87


【日 時】1987年8月〜1987年8月
【期 間】8日
【地 域】アラスカ87
【ルート】 名古屋→アンカレッジ==タナナ河==デナリ国立公園==
フェアバンク==バルディーズ--ロンビア氷河クルーズ--
バルディーズ==アンカレッジ→名古屋
【メンバー 】単独


名古屋発の近ツーのエアとホテル付のツアーがあった。他の客はアンカレッジのホテルに泊りオプショナルツアーに参加しているようであった。私は予約していたレンタカーをアンカレッジの空港で借りる。車で観光するのだが、アンカレッジ市内のホテルを確認しておく。

アンカレッジから車を走らせ北上する。道路の舗装状態はあまりよくない。半年間は雪の世界で、道路の補修は夏季のみでメインテナンスがなかなか追いつかないようだ。

万年雪を抱いたマッキンレーなどの白く高い山々は遥かアンカレッジからでも望まれたが、それにも増して、その東に広がるデナリ国立公園は夏を迎え実に美しかった。

タナナ川はアラスカの春を告げるイベントで有名。川が氷結している時に川中に塔を建て、何月何日何時何分に塔が倒れるかを当てるものである。

フェアバンクスはオーロラの通り道の街である。オーロラが発生すると、どこどこの方向にオーロラが発生したというラジオ放送が流れるそうである。

バルディーズから氷河見学の船に乗る。コロンビア氷河は、直接、海に注ぐ氷河である。氷河クルーズの昼食はカップヌードルであった。海はモレーンという氷屑があり航行には注意を要する。多くの船が氷河見物に来ている。残念ながら氷河が海に崩れ落ちるシーンは見られなかった。日本の秋田で教鞭を取っていたというカナダの女性が話し掛けてくる。クルーズの途中、漁船が2組でおこなう漁法を紹介していた。パイプラインがアラスカを縦断している。宇宙から見て識別出来る地上の建造物は、「万里の長城」とこの「パイプライン」だそうである。バルディーズはアラスカ北部の石油積出し港である。北の港は冬凍結するため、凍結しないこの港が選ばれたようだ。後に、タンカー座礁の石油漏洩事件があった。今、自然は回復しているのだろうか。

アンカレッジにホテルに戻る。同室になった人もオプショナルツアーには参加せず、釣りに興じていたようだった。時間があったので、アンカレッジ南部の青い氷の氷河湖を訪れる。


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