蛇谷ヶ峰

蛇谷ヶ峰
蛇谷ヶ峰

【日 時】2000年 2月 5日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】蛇谷ヶ峰(902m)
【山 域】滋賀(比良)
【ルート】 (12:40)想い出の森--(13:50)分岐--
(15:25)蛇谷ヶ峰山頂--(16:40)想い出の森
【所要時間】4時間00分
【メンバー 】単独




相互リンクを張っている「山人舎」氏の本を図書館に頼んでおいた。本が入ったとの知らせを受け、図書館に立ち寄って出発する。本日は琵琶湖の西、比良山系の北に位置する「蛇谷ヶ峰」を目指す。関ヶ原/木之本/今津と通過し、国道303を保坂で左折し、朽木(くつき)に到着。この時期に関ヶ原より北に、車で来たのは初めてで、木之本あたりから道路脇に除雪された雪があった。

朽木(くつき)では、一面雪の世界で、この辺りの雪の深さを再認識する。朽木本陣まで行って道を確認する。少し戻ってスキー場など案内標識に従い、川を渡る。温泉施設のある「朽木想い出の森」に駐車する。スキー客が多いのであろうか、かなり賑わっていた。

スパッツを付け出発する。林道のスキーと靴のトレースを追うが、やがて、スキーのトレースのみとなり、道を失う。雪は湿り気が多く、一足毎にスブッと潜る。加えるに、雪の照り返しで非常に熱い。スキー以外のトレースが現れるが、靴ではなく鹿の爪跡であった。林道を暫く戻ると、下にトレースあり、下の道に降りる。トレースを見るとスノーシューの跡もあった。この道は案内標識によるとキャンプ場方面へ行く道であった。

平坦な雪道を苦労しながら進むと、水溜場のようなところに出て、その奥に登山口があった。やっと登りにかかったが、精神的には此方の方が楽だと感じた。雪がなければ木組みの道が連続する急坂を登り詰める。蛇谷ヶ峰1.9kmの標識がある。「朽木想い出の森」からの道と合流し、大廻りしてしまったことを理解する。松の木が多い。一服する。

山頂
山頂
ここからは急な登りとなるが、トレースが一段とハッキリする。下山者が多くなり中にはスキーで降りてくる人もいた。蛇谷ヶ峰1.0kmの標識あたりから傾斜が緩くなる。蛇谷ヶ峰0.5kmの標識では、西峰の反射板が望まれるようになる。やがてスキー場からの道と合流し、一登りで山頂に到達する。遮るもののない山頂からは、東に琵琶湖、南に武奈ヶ岳、西に百里ヶ岳、北には函館山のスキー場が望まれた。この辺りの山々は私が想像していた以上に雪が深いことを再認識した。

雪道の帰路は快適である。蛇谷ヶ峰1.9kmの分岐からは「朽木想い出の森」への道を採る。一気に下ると木の柵の通路などが現れ、チョロチョロ流れる谷に出る。水を掬ってみるが意外と暖かい。暫く進むと、登る時に間違った道が下にあった。


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