金剛堂山

金剛堂山
金剛堂山

【日 時】2000年 6月 4日(日)
【天 候】晴れ時々曇り
【山 名】金剛堂山(1650m)
【山 域】富山
【ルート】 (5:25)百瀬登山口--(6:30)2k標識--(7:30)4k標識上--
(8:00)金剛堂山山頂--(8:20)中金剛--(8:40)金剛堂山山頂(8:50)--
(9:55)ぶなの森標識--(10:50)百瀬登山口
【所要時間】5時間25分
【メンバー 】単独




昨日、東俣峠のルートも考えたが、雨であったので標準ルートを選択する。夜間、雷がなり雨も降っていたが、朝起きてみると、星が出ていた。ラーメンを食べ出発する。

川を渡る。昨日、雨で濁っていた水も本日は澄んでいた。雨で下草の露を心配していたが、道は広く整備されてその心配はない。利賀村の入口から競技登山の横断幕や旗があった。6月にリハーサル大会があり10月に本番とのこと。

奥金剛
奥金剛
谷を離れ、ブナの森林の中を進む。「栃谷から1km」の表示を通過し、2kmの表示「ぶなの森」の標柱で休憩する。このあたりが1346ピークであった。一旦下る。前方に金剛堂山が現れる。下りの鞍部で3km表示があった。この先、急な登りになると思っていたが、意外と緩やかであった。4km表示の上で休憩する。

少し登ると山頂であった。人形・三ヶ辻、白山連峰、立山などの残雪の山と東にアンテナの白木峰が望まれた。昨日の大笠山・笈ヶ岳は人形山の背後に隠れていた。北側から雲が流れてきた。山頂にはヘリで運ばれた簡易トイレや大会で使用される資材などが荷造りのまま横倒しになっていた。一等三角点や祠もあった。一等三角点は昨日の大笠山と連続になった。

中金剛まで散策する。4月に登った猿ヶ馬場には、もう雪はなかった。家に携帯を掛ける。金剛堂山から中金剛までの伸びやかな山頂と、残雪の混じる奥金剛はまさに楽園であった。



ツバメオモト ツツジ
ツバメオモト
ツツジ
金剛堂山まで戻り食事を摂っていると、突然、ハーハー言いながら人が走って現れ驚く。競技登山の参加者で練習しているとのこと。競技登山について質問してみた。設定区間の時間を競う競技で金剛堂山の場合は、登りのみのコース。スタートについては、以前は30秒間隔であったが最近一斉スタートに戻った。2時間で時間切れ。国体本番では給水ポイントもできるとのことで、まるでマラソンのようである。大会ではスキー場まで尾根ルートで帰る。

タムシバ ブナ
タムシバ
ブナ
雲が沸き眺望は途絶える。帰路、沢山の登山者と出会う。時間の経過と共に天候は回復する。駐車場に戻った時は汗ばむ陽気となり、もう夏山の様相となっていた。国道471から国道156に入る。国道脇には普段色褪せた感じのタニウツギの薄ピンク色が鮮やかに満開であった。砺波icから北陸自動車に乗る。金沢のハイウェーオアシスで食事を摂る。


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