大札山

大札山
大札山

【日 時】2000年 9月 9日(土)
【天 候】曇り
【山 名】大札山(1374m)
【山 域】静岡
【ルート】 (15:30)大札山登山口--(16:00)大札山山頂--
(16:45)大札山登山口
【所要時間】1時間15分
【メンバー 】単独


天気予報では北部は完全な雨で、確実に晴れそうな、静岡の山犬の段に出かける。家内は、夏休み明けの労働で疲れているため、同行しない。

10時頃からユックリ家を出る。R23で岡崎から高速にのる。掛川ICで降り、R1を暫く走るが、バイパスが動かない。この辺りは東海道53次で歩いていたので地理勘がある。脇道を選択し金谷に到着。金谷のスーパーで食料を仕入れ、R421からR372に入る。

中川根から南赤石林道に入る。標識はあるが、入り口はハッキリしない。舗装から地道に変わる手前でカモシカが現れる。杉の植林の開けた伐採地で体躯は小さく子供であったと思われる。突然、車が現れアワを食った様子であったが、意外と俊敏に下っていった。地道は所々大きく掘れて、車の腹を擦るのか心配しながらの走行となる。樅の木平と大札山の標識があり、傍に木道はあるが、地図には南からの道はないので、さらに奥に進む。暫く進むとトイレ・駐車場の完備した大札山の登山口がある。案内板がありこの辺りの散策コースが紹介されている。

身支度を整え出発すると、車が通りかかり、暫く居たがそのまま先に進んでいった。晴れていた南側にも霧が掛かってしまった。枕木の山道を進み、鬱蒼とした林を抜けると、大きなヒメシャラが混じる明るい林相になる。林道から少し入ったのみで、深南の森を味わうことができる。北尾根の分岐を右に進む。霧に濡れた蜘蛛の巣を払い落としながら進む。ゆるやかな道をひと登りしたところが大礼山山頂であった。
大礼山山頂 山犬の段休憩所
大礼山山頂
山犬の段休憩所
南アの展望台といわれる山であるが、生憎の天候である。一等三角点は角が欠けていた。白い菊のような花が咲いていた。帰路は北尾根を暫く進み分岐へ降りる。車のところに戻り、少し汗を掻いたので着替える。

山犬の段を目指し先に進む。道路は崩れた所が多く、所々、修理作業中の箇所を見掛けた。大雨が降れば山中に閉じ込められる危険もありそうであった。山犬の段は大きな広場になっていた。林道をさらに進むと直ぐに鍵の掛かったゲートに突き当たる。

無料休憩所に戻ると、先程通過していった車が停まっていた。中では、父と子供2人がキャンプ用具を広げ、夕食の準備をしていた。夕食後、携帯で家に電話する。

本日は私を含めこの4人が宿泊となった。6時には就寝となり、深々と夜は更けていった。夜間車で到着した人は、全て車中泊だった。


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