天王山

天王山
天王山

【日 時】2000年11月11日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】天王山(538m)
【山 域】岐阜
【ルート】 (13:45)大矢田神社--(14:50)天王山(15:40)--(16:30)大矢田神社
【所要時間】2時間45分
【メンバー 】二人


ユックリしていると午後近くなった。晴天で明日は下り気味の天気予報であった。折角の晴天なので紅葉と眺望が良いと言われる岐阜の天王山に出掛ける。伊勢大橋は渋滞していたので、国道248から木曽三河公園に廻り、堤防の道を走る。アキノセイタカアワダチソウの盛期は過ぎてしまっていた。国道21/156/421号線と繋ぎ、高野から大矢田に入る。「もみじ谷」の小さな標識を追い、大矢田神社の有料駐車場に車を停める(駐車料金300円)。

観光客が多く、登山スタイルの私達は、少し場違いの感を受ける。モミジは紅葉には、まだまだであった。「ひんここ祭り」が行われる11月23日前後に、見頃になるようであった。

石段を登った神社の裏から登山道は始まっていた。暗い植林帯の道を進む。大きなトチの落葉が目を引く。小川を渡ると、谷の左岸の急坂となる。ズックでセカンドバッグのイデタチの人もいた。所々に岩も混じる道でかなり苦労して登っていた。谷の水音が途切れるあたりに、モミジの大木があった。一服する。

下山者も簡単なハイキングスタイルの人が多い。子供から年配の人まで年齢は幅広い。電光を切りながらひと登りすると、尾根に達し、御手洗方面からのA,B,Cコースと出会う。少し下る。左手に展望の良さそうなところが2箇所ほどある。ひと登りすると、賑やかな人声のする山頂に飛び出る。
桜門 モミジの大木
桜門
モミジの大木
山頂下にはバラック小屋があり、150回登頂した亡き人の説明や展望の山々の写真があった。三角点のある山頂に着く。まづ、北の方角に御嶽が目に飛び込んでくる。乗鞍は雲に隠れて、低く感じる。恵那山方面は木立のため視界は利かないが、270度の大展望である。方向掲示板の上に磁石を乗せて、表示されている山を同定する。瓢・高賀・蕪・滝波・[平家]・荒島・左門・能郷白山・冠・小津三山・伊吹・霊仙・鈴鹿・養老・金華・ツインタワー・(恵那山・南ア・中ア)・御嶽・北アなどなど(平家岳は魚金山で望まれないと思う)。北側は板取川に沿った街が眼下に望まれる。南側は、小山の向こうに名古屋圏の都市部が大きく開け、その彼方に伊勢湾が煌めいている。山頂の一角に反射板があり、Dコースとなっている。草地に腰を降ろしユックリと寛ぐ。

下山にかかる。この時間でも子供連れが登ってきた。植林帯は16時台になると、暗く感じられる。まだまだ登ってくる人もおり、植林帯下部では、観光用靴にセカンドバッグを抱えたご婦人が居り、思わず「大丈夫かな」という気になる。車のところに戻り、桜門を撮影していると、2〜3台観光バスがやってきて、人がゾロゾロ降りてきた。5時頃からでも、観光するようであった。


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