御在所

雨乞・七人山・イブネ方面
雨乞・七人山・イブネ方面

【日 時】2000年12月12日(火)
【天 候】
【山 名】御在所(1212m)
【山 域】三重
【ルート】 (10:10)車止め--(10:40)一の谷小屋--(12:12)ロープウェイ終点--
(12:25)御在所山頂--(14:00)車止め
【所要時間】3時間50分
【メンバー 】単独


本日は平成12年12月12日。御在所の標高が1212MでMLでオフミの計画もある。参加表明はしていないが、なんとか休暇を取ったので出かける。前日からの寒波で前夜は強風が吹き荒れていた。

朝イチで家用のため、銀行の振込みに行くが、振込みの確認で待たされる。9時15分桑名出発。鈴鹿山脈は灰色の雪雲で前面の山が見える程度で、主稜線は見えない。いつも通る野添からの道が一部、迂回路になっていた。スカイラインに入るが熊牧場上で通行止になっていた。10時10分、ここからの出発となる。あと2時間だが、急げば可能な距離である。

車道を歩き出すが、車がちらほら停まっている。蒼滝前周辺でも十数台の車があった。車道の積雪は数センチ。車止めから30分で一の谷小屋下に到着。あと1時間半。

中道では時間が掛かるため、一の谷新道から登ることにする。登山道になると本格的な新雪となった。フカフカの雪であるが入山者が多い模様で、トレースはシッカリ付いている。ユックリ登っていく先行グループを追い抜く。車止めから1時間ほど経過したところで一服する。キレットも望まれる高度であるが、1時間で辿り着けるだろうか?
鎌が岳方面 山頂風景
鎌が岳方面
山頂風景
先行の単独行もいいペースで登って行く。急坂となり、木の根などを掴みながらの登行となる。大岩のところで単独行に追いつくが、その前に中年の2人の女性が登っている。雪道で後ろの一人が難渋しておりなかなか進まない。鎖場が現れるが、鎖を使わずユックリ登って行く。登るのに懸命で道を譲るユトリはない様子であった。先行の単独行が機を見て先に出る。彼女達も12時12分を目指しているようであった。上の鎖場で道を譲ってもらったが、時間的には厳しくなってしまった。山頂部の建物を左に見ながら、トレースを追う。12時12分に頂部に出る。だが、そこは、ロープウエィの山頂駅であった。下のカモシカ公園横に出るはずだったのだが。

一緒に山頂駅に立った単独行と下のカモシカ公園横に降りる。コンクリートの歩道に出る。宴を終えた人々が下山して来る。歩道は平坦に見えるがユルユルと登っており、単独行が「こういう道のほうが堪える」とつぶやく。歩道は凍っており、道路端の雪の付いた部分を選んで歩く。木道を登り山頂へ到着。12時25分。十数分の遅刻である。

団体さんが一等三角点の中に入って記念写真をとっている。MLの人との面識は全くない。この寒風の中なのでサッサと引き上げたものと考えた。東屋にザックを置き、手袋を脱ぎ、廻りの風景を写真に収める。東屋に戻った時、手袋が飛んでしまいそうなのでザックに戻そうとしてくれた人がいた。手袋を嵌め、西側のピークに行く。西風が強く、強風の中で雨乞方面を写真に収める。先日登った杉峠〜イブネを始め、鈴鹿は初雪で素晴らしい景観であった。
山上公園 お地蔵さん
山上公園
お地蔵さん
ウィークディにも拘わらず、登山者が後を絶たず登って来る。帰路は表道で帰る。谷を渡って、暫く下り、車道が望まれる辺りで2組の夫婦連れが降りていた。突いたつもりのストックが新雪で抜けてしまい、横腹を強か打つ。お地蔵さんの所で2組の夫婦連れに出会う。地蔵さんをカメラに収める。男性が「今日の登山の無事を感謝します」と合掌していた。追い越した時、女性から「今日は登られましたか」と聞かれ、「間に合いませんでした」と応える。

車道に出る。時々雪が舞う状態になったが、快適に車道を下る。蒼滝付近ではまだ十数台の車が停まっていた。車止めのところに戻る。下から上がってきた車は皆ここでUターンして帰っていく。笠岳辺りもう一山考えていたが、意外と疲れていたので、ユックリ寛ぐ。


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